北摂の天気
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台湾南部に位置する、第四の規模を誇る古都台南にて。
雲ひとつないある日曜日、掃除のために部屋を追い出されたわたしは、宿泊ホテルから徒歩15分ほどの場所にある新光三越百貨(台湾の三越百貨店)へ向かっておりました。
小腹がすいていたので、コンビニでおにぎり(御飯團といいます)を買い、モグモグ、テクテク、モグモグ、テクテクと、歩いていました。
交差点にさしかかったところで、進行方向の歩行者信号が赤に変わりそうになったので、全力疾走で横断歩道を渡り、渡り終えたらまた、次の交差点まで歩いて行きました。
次の交差点にたどり着く少し前に、メールを送ろうと思い携帯電話を探すためにポケットに手を入れたところで…
あれ…?
携帯は…
あるけど…
財布は??
すぐさま、まるで高校野球の監督のブロックサインを模したコントのように、手で服の上をパタパタ叩いたのですが、叩けど叩けど、出てくるのは埃だけでした、多分。
なくしたことを覚ったわたしは、とりあえず考えました。
①財布の中身について
金は3,000元程度(日本円にして、約10,000円)
→ これは仕方がない。
クレジットカード
→ やばい。
②クレジットカードについて
悪用される危険性
→ 微妙だが、万一の際はカード会社の保険もあるので多分大丈夫
今後、カードを使用することは
→ ホテルの精算…と飛行機代の支払い…
やばい…。
ホテル代の十何万円も余分にもってはいません。
③やるべきこと
探す
→ ですよね。
すぐさま、キョロキョロと、来た道を逆方向に歩きながら、遂には最後に財布を使用したコンビニまで戻り、つたない中国語と英語のハイブリッド言語で、財布が落ちてなかったかを聞きました。
「没有(=無い)」
残念ながら予想通り答え…。
この後もういちど、財布が無いことに気がついた交差点まで戻りましたが、やはりありません。
これはもう、仕方が無いですが早急にカードを停止しなければ…。
カード会社に電話を…、ぅおっ、国際電話…。
「はい、もしもし…」
「あのぉ、すいません…。カード落としたんで止めてもらいたいんですけどぉ」
「わかりました。では先ずお名前とカード番号をお願いします」
って無くしたのにカード番号なんかわかるかぁっ!
と心の中で叫びながらも口には出さず、どんどん手続きは進んでいきました。
「どこで落とされたか、だいたいわかりますか?」
「まぁ、わかりますけど…、どういえばいいですかねぇ…」
「住所とかがわかれば」
「住所…ねぇ、海外なんですけど」
その後も手続きは進んでいき、遂には
「この手続きが終わりましたら、そのカードは使えなくなりますがよろしいですか?」
よろしくないですが、手元にないので仕方がないですよね。
「はい」
と答えた、まさにそのとき、
㌧㌧
肩を叩かれた。
振り向くと、そこには原付に二人乗りした20代後半と思わしき台湾人カップルがいて、
「л:△+*~|¥&4%ΘΣ??」
と、台湾語で話しかけてきた。
それでなくとも気が動転しているのに、よりによって台湾語で…。
せめて中国語でお願いしますよ…と思いながら
「わぁてぃあぼー」(言っていることを解しません)
とだけ伝えたところ、
「Mm…?Japanese?」
「對[dui](そう、の意)」
それを聞くと、男性の方が原付前面にあるポケットから財布を取り出しました。
それはまさに、先ほどわたしが落とした財布です。
どうやら、わたしが財布を落としたのに気づいた原付カップルは、私の後を原付で追いかけていたらしいのですが、財布をなくしたことに気づいた私が急に逆走をはじめたりコンビニに隠れたりして、原付カップルをまいてしまったようです。
こんなところで前世で覚えた忍びの技が…。
このとき、財布を落としてから約30分は経過していました。
なんと親切な人なのでしょう。
とりあえずお礼を渡そうとしたら「No, No! Bye-bye」
ブブ~ン…
あ!
即座に携帯電話に
「カードありましたっ!止めなくていいですっっ!!」
「…。もう止めました」
惜しいっ
雲ひとつないある日曜日、掃除のために部屋を追い出されたわたしは、宿泊ホテルから徒歩15分ほどの場所にある新光三越百貨(台湾の三越百貨店)へ向かっておりました。
小腹がすいていたので、コンビニでおにぎり(御飯團といいます)を買い、モグモグ、テクテク、モグモグ、テクテクと、歩いていました。
交差点にさしかかったところで、進行方向の歩行者信号が赤に変わりそうになったので、全力疾走で横断歩道を渡り、渡り終えたらまた、次の交差点まで歩いて行きました。
次の交差点にたどり着く少し前に、メールを送ろうと思い携帯電話を探すためにポケットに手を入れたところで…
あれ…?
携帯は…
あるけど…
財布は??
すぐさま、まるで高校野球の監督のブロックサインを模したコントのように、手で服の上をパタパタ叩いたのですが、叩けど叩けど、出てくるのは埃だけでした、多分。
なくしたことを覚ったわたしは、とりあえず考えました。
①財布の中身について
金は3,000元程度(日本円にして、約10,000円)
→ これは仕方がない。
クレジットカード
→ やばい。
②クレジットカードについて
悪用される危険性
→ 微妙だが、万一の際はカード会社の保険もあるので多分大丈夫
今後、カードを使用することは
→ ホテルの精算…と飛行機代の支払い…
やばい…。
ホテル代の十何万円も余分にもってはいません。
③やるべきこと
探す
→ ですよね。
すぐさま、キョロキョロと、来た道を逆方向に歩きながら、遂には最後に財布を使用したコンビニまで戻り、つたない中国語と英語のハイブリッド言語で、財布が落ちてなかったかを聞きました。
「没有(=無い)」
残念ながら予想通り答え…。
この後もういちど、財布が無いことに気がついた交差点まで戻りましたが、やはりありません。
これはもう、仕方が無いですが早急にカードを停止しなければ…。
カード会社に電話を…、ぅおっ、国際電話…。
「はい、もしもし…」
「あのぉ、すいません…。カード落としたんで止めてもらいたいんですけどぉ」
「わかりました。では先ずお名前とカード番号をお願いします」
って無くしたのにカード番号なんかわかるかぁっ!
と心の中で叫びながらも口には出さず、どんどん手続きは進んでいきました。
「どこで落とされたか、だいたいわかりますか?」
「まぁ、わかりますけど…、どういえばいいですかねぇ…」
「住所とかがわかれば」
「住所…ねぇ、海外なんですけど」
その後も手続きは進んでいき、遂には
「この手続きが終わりましたら、そのカードは使えなくなりますがよろしいですか?」
よろしくないですが、手元にないので仕方がないですよね。
「はい」
と答えた、まさにそのとき、
㌧㌧
肩を叩かれた。
振り向くと、そこには原付に二人乗りした20代後半と思わしき台湾人カップルがいて、
「л:△+*~|¥&4%ΘΣ??」
と、台湾語で話しかけてきた。
それでなくとも気が動転しているのに、よりによって台湾語で…。
せめて中国語でお願いしますよ…と思いながら
「わぁてぃあぼー」(言っていることを解しません)
とだけ伝えたところ、
「Mm…?Japanese?」
「對[dui](そう、の意)」
それを聞くと、男性の方が原付前面にあるポケットから財布を取り出しました。
それはまさに、先ほどわたしが落とした財布です。
どうやら、わたしが財布を落としたのに気づいた原付カップルは、私の後を原付で追いかけていたらしいのですが、財布をなくしたことに気づいた私が急に逆走をはじめたりコンビニに隠れたりして、原付カップルをまいてしまったようです。
こんなところで前世で覚えた忍びの技が…。
このとき、財布を落としてから約30分は経過していました。
なんと親切な人なのでしょう。
とりあえずお礼を渡そうとしたら「No, No! Bye-bye」
ブブ~ン…
あ!
即座に携帯電話に
「カードありましたっ!止めなくていいですっっ!!」
「…。もう止めました」
惜しいっ
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