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台湾南部に高雄という場所があります。
中心部は高雄市で、ここは台湾第二の都市です。

その昔、原住民はこの地のことを、竹林を意味する「タアカウ」と呼んでいたらしいのですが、清が統治する時代に、語感の似ている「打狗」という名になりました。
日本が日清戦争で勝利を収め、翌年に下関で講和条約を締結した際に、台湾は日本へ割譲されたのですが、日本統治時代になって、「打狗」という漢字はよろしくないということで、語感の似ている「高雄」という呼び名にかわったとのことです。
因みに現在、漢字は「高雄」のままですが、呼び方は中国語読みの「ガオション」です。
もとの呼び名は完全に消えました…

それはさておき2004年9月のある日、高雄の楠梓というところに住んでいた同僚の自宅に招待されましたので、訪問しました。

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最初は観光をするつもりだったのですが、9月の高雄はまだまだ日差しが強いので「外を廻るのは午後4時ぐらいからにしたほうがよい」と言われ、それまでの間、彼の家で時間を潰すことになりました。
当時、彼は奥さんと1歳にならない男の子との3人で、高雄市の楠梓にあるマンションに住んでいました。
友人宅はマンションの5階ぐらいにあり、エレベーターで上がります。
エレベーターの扉が開くと、目の前は狭い踊り場になっていて、その先は左が下への階段、右が上への階段になっています。
そしてこの踊り場の左右には扉があります。
多分、こんな不思議な構造は日本ではお目にかかれないと思います。

友人宅は右の家でした。
扉は頑強なつくりになっており、まず外側には鉄格子のような扉があり、その内側に普通の扉があります。
そして、ドアを開けたところには玄関が…、ない?
すぐに部屋?
外との高低差なしのバリアフリーで、すぐにタイル張りの床になっており、それが家の奥までずっと続いています。

少し悩みましたが、そうか、ここは外国だ…。
と思い、土足で中に入ろうとすると、友人が慌てて「靴、靴!」

え…?靴が…何?
まるで自分が外人になったような感覚です。

「靴脱いで」と友人は言います。

どこで??

「ここ」

と指した先は、扉の外です。
そして、よく見てみると、階段には靴がずらっと並んでいました。
まさかの階段兼下駄箱です。

ともかく靴を外で脱ぎ、階段の空いているところに靴を置き、友人宅へ入りました。

この日以降、何件か他の友達のお宅訪問をしたのですが、誰の家へ行っても、大体こんな感じでした…。


玄関つくれよ!建築会社!


文化の違い?
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